ピカチュウのお絵かき講座

ポケモン好きなら一度は描いているだろうポケモン、ピカチュウ。
以前ポケサンに採りあげられたらしいが、私は一切見てません。
でも解説してるサイトは見たことあります。
そんな前置きは置いといてとりあえず自己流で簡単に紹介します。


(1)まるで形作り

まんじゅうを描き、その下に少し大きめのたまごを描きます。
雪だるまと考えてもいいですがまんまるにならないように。
下書きなのでザクザク描いていきましょう。
(2)十字をかいてあたりを

正面向きに描くのでまんじゅうのど真ん中に縦の中心線をひきます。
そして上のまんじゅうの真ん中あたりに横に線を描きます。
これを描くことによって極端な右下がり右上がりな目になったりせず描けます。
(3)目印をつけて

今回は十字の中心に鼻を描きます。
そして縦の線の上に中心から同じ長さぐらいに目を描く目印をちょこんと入れます。
耳を入れる所にも点を入れます。
耳も左右対称なので縦に線を入れ、交わった所に点を描きます。
胴の方にも線がありますがこれは後で利用するので出っぱいると所に線を描いときます。
ああ、口はしりを描く要領で(笑
(4)目と耳を描こう

目の目印をした所の上にまた平行に2本、線を描きます。
そして線と線の間、に丸を描き、目を描きます。
耳を描くところに点を書いておいたのでそれを延長させ中心線を描きます。
中心線を利用して、葉っぱ(笹の葉)型の耳を描きます。
手と足は説明を飛ばしましたが指の数さえ間違えなければ大丈夫だと思います。(え!
手は5本指です。人間の指と同じですね。足は3本です。
(5)ピカチュウの形に切りだそう

このままペン入れしてピカチュウにしてもいいですが形を整えましょう。
失敗が恐い人は飛ばしてもかまわないと思います。
とりあえず線を描いていきます。

あ!電気袋(ほっぺた)描かなくては・・・。
(6)ペン入れ

意外と短時間でその絵をはっきり見せてくれるペン入れ!
せっかくペン入れするのにガサガサ線はもったいないなるべく一回で1本の線を…。(いや無理
根気と集中力がともわれるシーンである。
トレース台あればいいのですが、そんなもん高くて買えん。(実は家にあります
(7)消しゴムでかけろ

下書きで描いた線を消していきます。
とにかく鉛筆やシャーペンで描いた線をすべて消してください!
じゃないと、あとで色塗りしたとき消せなくなります。

ピカチュウが飛び出てきました。
(8)色を出してみよう!

ここからは楽しい塗り絵タイム!
まずはピカチュウのベースになる黄色を!
といっても1色ならいいけど、24色鉛筆とかになると黄色と山吹色あと金、黄土色なんか入ってるよね。
今回はネオピコというマーカーを使用します。
おもに使うマーカーを別の紙に出します。
これで印刷ではわからない、色具合がわかります。
(おまけ)カラーチャート1

番号順ではなくグラデーションに並べます。
よく使う色をグラデーションにすると影付けるとき楽でしょ。
これ、サイト立てたときから使用してるものです。
今は色数も増えてます。
(おまけ)カラーチャート2

上の写真じゃうまい具合に色出しが間に合いません。
もちろんグラデーションなんて無理なので番号順です。
これ、ネオピコ2全144色です。
いつかグラデーション別にやりたいです(笑)
(9)下敷きを用意

おまけが長くなりました。
マーカーの裏写り防止のための下敷きです。
大学の先生曰く、余分な水分を吸い取ってくれるそうです。
間違ってもプラスチックの下敷きではやらないように、いらない紙を下にしこう。

色鉛筆や裏写りしないペン、絵の具系なら不必要です。
(10)黄色の悪魔

いつも使用している406番の黄色を使用します。
マーカー塗る時の注意点!
完全に乾くまでに塗れ!それがムラを作らない方法。
実際はみ出してかまわない。恐ければ、マスキングテープでカバーを
(11)ピカの目を見ろ!

いまさらルギア爆誕のフィルムコミックを持ってきました。
うるっとした、茶色の瞳。
せっかくなので黒1色ではなく茶色も入れてみましょう。

(12)色の選出

今度は茶色を使用するので茶色を別紙にどんどん出していきます。
私がいつも使用してる茶色は3色のみです。
目を塗って行ってくださいね。
(13)うるっとピカの目!

茶色を塗った上から黒を塗ります。
左目を見てください。
まず瞳の中に円を描きます。 脇にちょんちょんと線を描きます。
下の茶色部分を残して黒く塗ると右目のような目が出来上がります。
(14)赤のほっぺ

また別紙に赤を出していきます。
これもいつも使っている赤ですけど、1本だけ新入りを混ぜました。
ほっぺに選別した赤を塗っていきます。
(15)光

アニメ塗りで影を付けるのはとても簡単です。
基本的1〜3色しか使いません。
影付ける前にどこから光が入ってくるか鉛筆で方向を書いておきましょう。
今回は真上から光がはいいてくる感じで矢印を書いていきます。
(16)影

矢印を参考に矢が刺さる方を光が当たる方。
刺さらない反対側は影の方て覚えると楽かもしれません。
影は丸みを出すにも重要です。
いろいろアニメや写真でどのような光の当て具合で影ができてるかプチ研究するのもいいと思います。
(17)足の影

これはいろいろ説明するとめんどうなのでかなり端折ります。(いつでも端折ってるけどw
胴体の影をシャーペンで目印をつけます。
つぎに上からの光なので足裏に近い部分は丸みを帯びていますので影になります。
つなぎ目ができたら滑らかにする感じで整えば、大丈夫なはずです。
(18)影の色塗り

影を付けたところをまた消しゴムで消します。
消した後の書き跡を頼りにかげを付けていきます。
色は影なのでベースより濃い色で塗ります。
マーカーなら2重塗りで色を濃く表現できます。
(19)完成

完成しました。
長い時間お疲れ様でした。

また、別のキャラで紹介したいものですね。

平成20年9月26日